2月9日(火)小松さんが堂本副会長のサポートを得て、防災倉庫を増設してくださいました。
立派な倉庫が完成しました。
実は、昨年10月に亡くなられました、東2町会荻野俊郎元自主防災会副会長のご遺族から「故人の遺言ですのでお役立て下さい」と自主防災会に10万円をご寄付していただいたのです。
大変大切なお金ですので、後世に残る物をと思い倉庫を購入させていただきました。
多大な尊い命を亡くした阪神淡路大震災の平成7年、朝倉台自治会役員は「地域防災計画」を立てられたのですが、その策定に中心的な役割を担当されたのが、当時、自治会事務局をされていた荻野俊郎氏でした。
地域防災計画は、平成8年度自治会役員に公式に引き継がれましたが、残念ながら、朝倉台の自治会役員の任期は1年で全て交代となるため、平成8年自治会役員会は、(仮称)「朝倉台自主防災会設立準備委員会」を立ち上げ、自治会役員任期終了後、設立に向かって検討会議を重ね、翌年8月に、平成8年度の自治会役員が中心になり完全ボランティア組織の「朝倉台自主防災会」が産声を上げたのです。
設立当初は、全く手探り状態でしたので、地域防災計画を策定された故・荻野俊郎氏にも入っていただき、平成14年度からは副会長として、自主防の活動、運営に多大なる貢献をしていただきました。
この度、購入させていただいた倉庫は、通称「おぎの倉庫」として、その名を荻野氏の想いと共に後世に引き継いでいきたいと思います。~合掌~ (坂口)