12月1日(火) 自主防災会坂口・堂本副会長が桜井小学校防災教室に出講してきました。

12月1日(水)桜井小学校視聴覚室での学校防災教室に、朝倉台自主防災会の坂口・堂本両副会長が出講してきました。

4年生は、「この日には何が起こった日でしょうか?」と防災クイズから始めました。

9・1(関東大震災)1・17(阪神淡路大震災)3・11(東日本大震災)そして、多くの尊い命をなくされた要因は何だったでしょうか?と、回転する円グラフで問いかけると、さすが、日頃から災害への勉強をしているようで積極的に手を挙げて答えてくれました。

また、30年以内に起こる可能性が高い南海トラフ巨大地震や奈良県の地震災害について、さらに、ひんぱんに起こる自然災害時には、被害を少なくするため自衛隊や、奈良県からも警察官の方が被災地に救援に向かい活躍している奈良県の取り組みもも学びました。

さらに、日頃から、地域の自治会や自主防災会が力を合わせて自然災害への備えとして、防災訓練をしたり災害マップ作りをしていることも教わり、自分たちも地域の防災訓練に参加しよう!と呼びかけました。

江戸時代、安政南海地震の時、和歌山県の広村の庄屋さん浜口悟陵が刈り取ったばかりの稲むらに火をつけて津波から村人の命を救った『稲むらの火』、津波防災の日も学びました。

45分の防災教室でしたが、子ども達の防災知識は相当高く、大人たちにはしっかりしてもらいたいものと感じました。

3年生も、「この日には何が起こった日でしょうか?」と防災クイズから始めました。

9・1(関東大震災)1・17(阪神淡路大震災)3・11(東日本大震災)起こった日は難しかったようですが、多くの尊い命をなくされた要因は何だったでしょうか?と、回転する円グラフで問いかけると、こちらは、100%当ててくれまして、日頃からの、考える防災教育のその効果が出て感心しました。

また、奈良県は安全でしょうか?と過去の奈良県の自然災害を学び、さらに、奈良県が取り組んでいる大災害時への減災の取り組みを知るため奈良テレビ番組《奈良に災害は来ないと思い込んでみませんか?》も放映。

そして、奈良盆地に流れる157本の川が一か所にあつまる『亀の瀬』の地滑り対策も知りました。

特に、桜井市の大きな災害では、ここ桜井小の近くの谷地区で大火があり、桜井駅南側一体が5時間にわたり燃え大きな被害になったことと、今も小西橋には,、火の神さん『愛宕さん』の祠が祀られていることも学びました。

45分の防災教室でしたが、3年生は、私のパワーポイントのお話を真剣に聞いてくれまして今回の桜井小の『学ぶ防災、減災教育』を私自身反省を込めて振り返ってみましたが、子ども達と防災コミュニティを深められて、サポート願った堂本さんとも話したのですが大変大きな手ごたえを感じました。

桜井小のみなさん、がんばれー! (坂口)

 

2020年12月02日