11月14日、明日香村岡地区の婦人会『さきくさ会』の防災講演会に堂本氏と二人で出講してきました。
会場で「さきくさ会」って名称、何か意味があるですかと、由来を担当者にお聞きしましたところ万葉集の詩から取ったとのことなので調べてみました。
「春さればまづさきくさの幸くあらば、後にも逢はむな恋ひそ吾妹」
柿本人麻呂 巻十 1895
『読み』はるさればまずさきくさのまさきくあらば のちにもあわむこいそわぎも
『歌意』はるになればまずさきくさのその名のように幸せであったならば、また、
いつか逢うことができるでしょう、愛しい人よ
「さきくさ」の名は、 茎が三つに分かれている植物のこと( <https://dictionary.
goo.ne.jp/word/%E4%B8%89%E3%81%A4%E5%8F%89/#jn-212542> ミツマタ等)
単に「婦人会」の名前では、古臭いい感じがするので、しゃれた婦人会名のネーミングにされ、その後も、新しい会員さんも入会されているようで、今回も、災害についての勉強会
になったようです。
また、明日香村も、昨年、暖段はこベットの「防災協定」を締結されましたので、皆さんにはこベットの組み立て体験もしていただきました。
皆さん、意外と段ボールに強度があることを知り驚いておられました。
昔からの古い考えの婦人会は先細っていきますが、さきくさ会の皆さんのようの学ぶ姿勢の婦人会は元気があって素晴らしいですね。(坂口)