5月31日(日) 朝倉大橋で車にひかれた子猫の遺骸を回収しました。

本日、朝倉大橋たもとで子猫が車にひかれて死んでいるとの連絡を受けたので、早速市の環境部業務課に電話連絡したところ、当直員の方に「今日は日曜日でクリーンセンターはお休みです。明日連絡して引き取りに行かせます」と市役所らしい模範的?な回答を頂きました。

明日は6月1日月曜日で、朝倉小学校もやっと通常の授業に復活です。朝の7時30分にはその子猫の遺骸がある場所を通って児童達が通学するのです。間に合いません。子供達にそんな無残な様子を目にさらすわけにはいかないでしょうと云っても返事がありません。

どうやらこの市役所の当直員は「電話を受けるだけが自分の仕事」と割り切っているようです。以前紹介した土木課や都市計画課のような「市民の立場に立って可能なことを考える」という痛みのわかる姿勢の職員とは違うようでした。

埒があかないので、取りあえず子猫の遺骸は私が引き取って持って帰ることにしました。

可哀想にまだ暖かかったです。

このまま明日まで放置すれば、2度轢き3度轢きされて明日朝には登校児童達がより無残な姿を見ることになってしまいます。

明日にはクリーンセンターに引き取って貰いますが、市役所にも緩急の判る方も居ればそうでない残念な方も居ることを思い知らされた一件でした。

 

PS: 翌6月1日、クリーンセンターから連絡があり子猫の遺体は引き取って頂きました。

前日の電話応対について聞くと、休日は警備会社に委託しているとのことで、私の電話に出たのは民間の警備員だったそうです。それも受理したメモ紙が机の上に置かれてあっただけで面接での引き継ぎはなかったそうです。

しかし、下の桜井市のホームページをご覧ください。

この様に案内があったので電話連絡をとったのです。

いくら休日は民間委託しているとはいえ、受託した警備会社に問題は無いのでしょうか。

私がもしこの警備会社の社長なら「いつ、いかなる連絡が入るか判らない。道路が陥没したり水道管破裂で出水しているなど急を要する場合もあり得る。そんな時は自分で判断せず市役所の日直・当直責任者の耳に入るように即報しなさい。」と指示します。

また、市でも業務の一部を民間に委託する際、市役所の担当部署もそのように申し入れてあるはずですが・・・。

市役所のスリム化、予算削減で業務の一部を民間委託することが増えてきておりますが、「安かろう、悪かろう」での入札は困ります。緊急時の対応マニュアル指導について今一度点検して頂きたいと思います。(菅原)

 

 

 

2020年05月31日