4月18日(土) 集会所の使用制限についてのお願い。

4月16日、総理による全国緊急事態宣言に対応して、朝倉台自治会でも人との接触を8割減らす新型コロナ対策を立てていきたいと思います。

「三密」を避ける意味でも、集会所利用についてはゴールデンウィーク最終日の5月6日(水)までできるだけお控えくださるようにと各町会長にはお願いしております。

年度が替わり、それぞれ各町内会役員会や各委員会会合季節ですが、緊急事態宣言が出されたことで自粛は仕方ありません。

そんな中でも、やむを得ず会合を開く必要がある場合には人数を制限して、広さのある2階会議室をご利用ください。

ただ、使用に当たっては次の項目にご協力お願いいたします。

まず、使用する机、椅子は最初に次亜塩素酸やアルコールで消毒をお願いいたします。

消毒用アルコールは1階玄関脇に用意しております。

次亜塩素酸は、集会所1階流し台の下に次亜塩素ナトリウム原液(12%の次亜塩素)がありますので希釈して雑巾掛けしてください。

(バケツ一杯の水にペットボトルキャップ1杯で十分です)

また、スプレー式の【エコノアクア】はそのまま吹きかけて雑巾で拭き取ればよいです。

 

それが面倒なら、各自手洗い・消毒を徹底してください。

 

新型コロナは温度・湿度にもよりますが3~5日はモノに付着したまま感染力を維持します。

丁度、ウィルスを『塗り立てのペンキ』と想像して頂ければよいかと思います。
乾けば手につきませんが塗り立てなら手指、ズボンにもつきますね。

ドアの扉・取っ手、市役所や銀行にある誰でも使えるボールペン、スーパーのカート、カゴの取っ手、商品棚にある商品の包装ラップ、・・・つい、手にしてしまうものです。

 

その手で顔を触れば鼻や口、目から感染します。
また、換気の悪い公衆トイレ(ウィルスは軽いため数時間空間を漂います)はこれを吸い込んでしまいます。

実はこの様に新型コロナは人→人ばかりでは無く、モノ→人感染が多いのです。
だからこそ「発生源が特定できない感染者」が激増しているのです。

よって4月18日から5月6日(水)まで、集会所においての自治会定例役員会、町内会役員会等の会合も延期または中止の方向で検討しております。

すでに、盛春クラブ、ボランティア朝倉台の各サークル活動も自粛して頂いております。

5月6日に終息宣言が出ればよいのですが、ご存じのとおり今回の武漢発の新型ウィルスはインフルエンザウィルスと違い、1本の長いRNA(リボ核酸)で構成されていて、突然変異が起きやすい「RNAの変異体」であることです。

これが何を意味するのかと言えば次々と変異を繰り返せば「特効薬やワクチンの開発が間に合わない」ということです。時間をかけてワクチンを作っても、その時にはすでに新種に変異してしまって効かない。ということです。

よって、感染者数の推移によっては緊急事態宣言の延長もあり得ることです。

幸いにも85パーセントの方が罹患しても軽症あるいは無症状で回復と云うことですので必要以上に恐れる事もありません。ただ、高齢者や糖尿など持病のある方が感染すると重篤になりやすいので、やはり感染には充分にご注意ください。

小学校が休校のため、最近公園で遊ぶ子供達をよく見かけます。ブランコ、鉄棒、滑り台でキャーキャー騒いでいる姿は微笑ましいですが、マスクをしていないお子さんの多数見かけます。そんなお子さんが手も洗わずベンチに座ってお菓子を素手でつまんでで食べているのです。凄いチャレンジャーです(;゚ロ゚)  多分遊びに夢中なりすぎコロナウィルスのことなど忘れてしまっているのでしょうね~。

お子様をお持ちの親御様、今一度『塗り立てのペンキ』を例にコロナ対策を教えてあげてください。

 

自治会長 菅原克博

2020年04月18日